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Works

B類美術科メンバーの作品をじっくりとご覧ください

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「NATSUの思い出」 上原加菜

6月初めて原宿にやってきた。竹下通りを歩くと「自動販売機にステッカー」「壁にスプレーで落書き」本来は治安の悪さの象徴に心を奪われた。その時、こういうARTが好きだと確信した。そのARTを実際にやってみたい!という思いから生まれた。青ベースのレンガを油絵で描きスプレーを使って文字を描いてステッカーを貼った。ステッカーにはこのNATSUの思い出が描かれている。例えばマスカットはB美の同期とジム帰りに食べに行った物だ。

「夏夜風」 久保田美菜

皆さんは、「夏」といったらどんなことが印象に残りますか?私は「深夜に窓からのぞく夜風」がとても印象的なんです。あんなにもセミの鳴き声や強い日差しで騒がしい日中とは打って変わり、家族が寝静まり、世の中も寝静まる「静かな夏」は私の心をどこかソワソワさせます。そんなざわつく心を作品として取り出し、夜風に吹かれながら眠りにつく私自身を表現しました。少しでもこの感覚に共感してくださる人がいてくだされば嬉しいです。

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「花火」 松本晴琉
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この夏、地元の友人達と1年越しに花火をしたのですが、自粛ばかりの生活だったので『ウワー!夏だ!』という気持ちに久しぶりに浸ることができ、とても嬉しかったです。そんな夏の思い出を、高校時代に習ったソラリゼーションよろしく表現してみました。家が遠いので持ち運びを加味して小さい作品にしてしまったのですが、もう少し大きくてもよかったかも知れません。少しでも夏の楽しい思い出が伝われば幸いです。

「熱帯夜」 五十嵐朝陽

​夏休みに書いた散文をエッセイとして一冊の本にまとめました。なかなか眠れなかった夜、頭の中を整理したくて書き始めた文章は気がつけば日記のような習慣になっていました。ふと考えたこと、感じたこと、読んだ本について……。そんななんでもない日常を少しだけ皆さんと共有したいなと思い、エッセイという形を取ってみました。

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「コンソレーションマッチ」 五十嵐朝陽

「もし、もしだよ。もし二人とも鈴川に受かったらさ、そのときは私ともう一度テニスしてくれる?」(本文より)

最後の総体で屈辱的な敗退を経験した美月は、受験や人との関わりを通して競技への向き合い方を見つめ直す。

​初めて一万字以上書いた小説です。明るい話を書くのは苦手ですが、自分の感じた後悔や焦燥感を希望に昇華したい一心で書きました。

「サマー・イン・マイルーム」 五十嵐朝陽

​夏休みはアルバイト以外でほとんど家から出なかったため、家のベランダと玄関から見える景色と駅までの道のりがある意味思い出です。上京して初めて過ごした夏でした。

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「きみが亡くなる前に」 久保瑠華

今年、熊本のおばあちゃん家の愛犬が亡くなりました。帰省し、私の中でいなくなった存在がとてもとても大きかったことに気付いてボロボロに泣きました。

​そして、のどかな熊本の田舎町で、夏休みに愛犬と戯れる小学生の私を描きました。「夏休み」にある儚さと眩しさを感じて貰えたら嬉しいです。ちなみに私のアトリビュートはトマトです。

「海と空とあなた」 前沢真白

​私は真夏の海や空の"青"が好きだ。どこまでも広がる大海の群青、入道雲の白さが引き立つ鮮やかな空色、サンゴ礁による翠、星が輝く紫青…透き通る多種多様な海と空の"青"をあなたにも感じてほしい。本作はトレーシングペーパーを用いて色の重なりから見える多様な”青”を感じられるよう制作した。ぜひ手にとって、あなただけの海や空を見つけて欲しい。

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「With My Tiny Ocean」 前沢真白

私は夏になると必ず海に赴いた。コロナ禍の今、外出自粛によりここ2年ほど海辺を目にしていない。私の大好きな透き通った青い海と砂浜を2年も見ていないのである。海を見に行けないこのご時世になってから私は真夏に身近だったあの海辺を、手元に置きたいと思った。ちいさな大海をただ手元に置くだけでは物足りないので、夏になるとよく身に付けるお気に入りのアクセサリーを飾れるように制作した。私の夏の”好き”がつまったアクセサリー置き場である。

「めえぽむの家」 神澤帆夏

​私は神社やお寺の構造がとても好きです。普通は重厚感があり、昔ながらの古いイメージがあるものですが、私は見ていて飽きないようなポップでカラフルなデザインで神社を表現しました。好きな物を沢山詰め込み、楽しく緻密に描いたので、細かい所まで見て頂けると嬉しいです。

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「なつの色」 皆川諒

​毎年、私は夏の数日間を福島の田舎で過ごします。集落が点々と散らばる小さな町にあるのは民家と田畑、そして自然だけ。そんな環境で過ごす幼いころの私の”遊び”は、毎日畑に行き、作物が成長していく様子を見ることでした。青空の下、太陽に照らされる夏野菜はただただ美しく、夏が来るたびに私を畑で出迎えてくれました。本作品は、そんな夏の記憶を、あの時見た夏野菜の姿を懐古して制作しました。

「揺蕩い」 鹿倉澪

夏休み中に品川の水族館でみたクラゲをモチーフに描きました。パシャパシャ写真を撮られても、色んな色のライトに照らされてもマイペースにプカプカ浮かんでいるクラゲを見ていて、こんな気概で生きたいものだな~と思いました。この作品を見て、穏やかな気分になって頂けたら幸いです。

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「帰省」 小川朝子

私の夏のイメージは「帰省」でした。いつも過ごしている日常の風景とは少し変わった場所で過ごす時間が特別で不思議な様に感じます。そんな気持ちを含めて、表現してみました。また、鰯の大群を帰省に準えています。

今は出かけるのも躊躇う様な時期ですが、またこの特別な時間を過ごせる夏が来ることを願っています。

「iris」 三宅遥花

だんだんと肌寒い季節になってきました。自然とさみしい気持ちになったり、もの悲しくなる人も少なくないのではないでしょうか。そんなとき私は、今は遠く離れ簡単には会えなくなってしまった友人を思い出します。

​少し霞む記憶の中、あの子を思い出し懐(なつ)かしんでいる、そんな作品を制作しました。

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「月の背中」 堀湖木

​夏休みに帰省した間、実家のお風呂が壊れてしまい祖母の家のお風呂に通っていました。なつの思い出はこれだなと思います。また、月がすごくきれいだったので、月の背中で母がお風呂に入る様子を描きました。きれいです。

​「月の背中」 堀湖木

上の作品と合わせて3つで1作品としています。左はお風呂あがりにパックをして帰る私と団地です。街灯や月の光と夜の団地の冷たさを描きました。右は実家の玄関に母と植えたケイトウです。大好きなお花なのでバッチや毛糸、木など素材感を出しました。猫に害がないお花だそうです。

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「Wind curse and Condor」 酒井翠

日本の夏は終わりましたが、南半球は今から夏を迎えます。南米における自由の象徴のコンドルは、体重のせいで風の強く吹く場所でしか生きていけないそうです。力強く悠々と空を舞う自由の象徴が密かに縛られている様は呪いのようだと思ったので「風の呪いとコンドル」という題の本のように作りました。右下のレバーを回すと「コンドルは飛んで行く」が奏でられます。

「Jade」 酒井翠

​夏の、深みのある青に重みのある雲が浮かんだ空が好きで、そこに吸い込まれていくような、溶けていくような感覚を描きました。Jade(翡翠)という題は、透明になっていくわたしを、わたしの名前になぞらえて題しました。

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「なつのいろ」 庭山鈴果

​私は海が大好きで毎年いろいろな場所の海を見に行きます。なのでその海を作品にしました。真っ青な波が漂う感じは絵の具で表現し、水面のカラフルな光や透明感を表せるように工夫しました。私が感じた「なつのいろ」をぜひ感じてほしいです。

「なつかしいそら」大矢夏穂

​私にとって夏といえば空でした。まっさらな空に入道雲がゆったりと昇っていく様とか、いつ見ても新しい空なのに呆然と懐かしく感じるところが好きでした。この夏はバイト三昧で、バイト先の窓からよく空を眺めてそんなふうに思っていました。

この作品を作ったきっかけは、ネイルサロンを兼業しているバイト先のおばちゃんが、「私にもできるわこんなのって思ってやったらできた」と言っていたので、私もやったらできるんじゃねと思ってやったら出来ました。初めてのことなので色々至らない点が多いです。例えばネイルの表面が乾かないでラッピングしています。大目に見てください。

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「スイカの絵」 山本真理乃

​夏といえばスイカだと思って、描きました。服がスイカ柄になっていて、背景にもスイカがいます。青色は夏っぽい色なので描きました。

「インドカレーは世界一!!」 中川実季

​私の夏は大半がバイト生活でした。バイト先はインドカレー屋です。バイトだったと言うとえらく悲惨に聞こえますが、それなりに毎日楽しかったので作品に残すことをしたのです。当店自慢のバターチキンカレーのおいしさを最大限伝えられるよう、粘土で丁寧に形を作り、光沢感を大切にして制作しました。インド人のコックさんに「ミノリチャンノスマイルカワイイカラオキャクサンウレシイネ」と褒められたことは忘れません。

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「ロボット兵」 篠原凪海

​大きな入道雲を見ると「天空の城ラピュタ」を思い出します。なので、夏といえばラピュタ!と自分の中で決まっています。小学生のころから段ボール工作が趣味だったので、段ボールでラピュタのロボット兵を作ってみました。是非見ていただけると幸いです。

「したかったこと盛り合わせ」 由井明香里

たこと盛り合わせです。夏にしたかったことをとにかく詰め込みました。できたこと、できなかったことが沢山あります。海に行ったり遠出をしたりは、コロナが終わるまで持ち越しです。それまではこの作品を眺めて、遠くの地へ思いを馳せるために作りました。鶴の背に乗って脳内で旅ができる作品です。青や赤や鏡の世界にぼんやりと飛び込んで、できなかったことを解消したい、そんな気分で作られています。

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「​Blue」山本涼音

​夏の暑さと清涼感をイメージして描きました。タッチの違いに面白さを感じてもらえたらと思います。

「ハジメテ」 田中日奈子

​夏といえばと言うより今年の夏で体験したことを描きました。初めてクリームメロンソーダを飲んだことが自分の中で感激的に美味しく、ちょうどお店の窓から差し込む光に合わせてチラチラ光が見えて綺麗だったことをよく覚えています。油絵をやるのも初めて、クリームメロンソーダを飲むのも初めて、初めてだらけの夏、それを精一杯表現しました。

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